株式投資用語集 カ行

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カ行から始まる用語

買い残

信用取引で買って、まだ決済していない株のこと。

外為特会(外国為替資金特別会計)

為替介入のために設けられた特別会計。円を売る際は、政府短期証券を負債として保有。

ガイダンス

決算発表において、企業が売業績予想、売上や利益の見通しなどを投資家へ向けて発表すること。

貸株

投資家が保有している株を証券会社に貸し出すこと。貸株料という金利を受け取れる。

加重平均

平均値を出す対象のそれぞれの重みを加味して割り出した平均値のこと。

加速型自社株買い(ASR :Accelerated Share Repurchase)

証券会社などに依頼し、証券会社が市場から借りるなどして自社株を一気に集める株式の買い付け方法。投資家や市場に対して、即日買い付けるという意志を示すことができるというメリットもある。

カタリスト

株式や証券用語でのカタリストは株価が大きく動く材料やきっかけのこと。

担がれる

株で売りポジションを持っている状態で、株価上昇によって踏み上げられること。

株式分割

発行済みの株式を細分化すること。10分割であれば1株あたり1000円→100円となる。

株主資本比率

総資産に対して株主資本(資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式の合計)がどれくらいの割合を占めるか数値化したもの。株主資本比率(%) = 株主資本 ÷ 総資産で求められる。

為替介入(外国為替平衡操作)

急激な為替変動に対して安定を図るために政府が為替市場で為替の売買を行うこと。財務省の指示にて日銀が行う。

監理銘柄

上場廃止基準に該当するおそれがあると証券取引所によって指定された銘柄。監理ポスト、管理ポスト。

逆イールド

金融不安などにより、短期金利が急騰し長期金利を上まわる通常の長短金利が逆転した現象。代表的な例としては、米国の3ヶ月短期金利が10年もの長期国債の金利を上回るといった現象。景気後退や大幅な株価下落前の予兆とされる。

キャッシュフロー

企業の事業運営におけるお金の流れ。

清原達郎

日本の投資家。わが投資術の著者。タワー投資顧問運用部長として、2005年に長者番付1位となる。

玉(ぎょく)

株の保有しているポジションのこと。買い玉、売り玉など。

グリーンフィールド投資

海外の投資先に現地法人を作り、1から建物、施設、人材などを集めて事業を作ること。

グレアム指数

ベンジャミン・グレアムが考案した割安株を簡単に見つける計算方法で、PBRXPERが22.5以下(PBR1.5XPER15=22.5)になるような株が理想的な割安株。

グロース株

PERやPBRは高いが、今後の成長性や将来性を期待されて本来の価値よりも高く見積もられている株。成長株。

コアPCEデフレーター

PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いた経済指標。

コアPPI

生産者物価指数(PPI)から天候や地政学的な要因の影響を受ける食品とエネルギーを除いた、財とサービスに関する動向を表した経済指標データ。中央銀行は特にコアPPIの動向を注視しています。

公募増資

広く一般の投資家を対象に、新たに株式を発行し資金を調達する方法。

5頭のクジラ

巨額な公的マネーの運用資金を持つ5つの機関投資家。2015年頃からこのように呼ばれ出した。日本銀行、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、共済年金(国家公務員共済年金、地方公務員共済年金、私学共済年金)、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険が5頭のクジラと呼ばれる。

雇用統計(米雇用統計)

アメリカの雇用状況を調査した統計で、株価、為替に最も影響を与えるアメリカにおける最重要指標。特に失業率と非農業部門雇用者数の増減が注目される。事業所調査と家計調査があり、事業所調査では調査数は多いが、1人がパートの掛け持ちをしている場合、ダブルカウントされてしまう。家計調査の場合は、聞き取り調査しているため、ダブルカウントされることはない。